Sunday, October 10, 2100


川初 正人

       内容紹介

〇アメリカ発の「ありがとう」の本です。
〇著者は金光教の教師です。
アメリカへ赴任して以来、在米46年になりました。
〇布教のかたわら、武道や書道、漢字を現地の人に教え、
一方で、ゴミやたばこの吸い殻を拾って歩く毎日です。
「何しているの?」「市の清掃夫ですか?」と聞かれたり、
「乞食野郎」とののしられたこともあります。
でも、かまわず続けました。
賛同者も現われ、今ではサンフランシスコの掃除大臣と
呼ばれるようになりました。
〇もう一つ著者が取り組んでいるのが「ありがとう」です。
布教をしていくと、いろいろ難儀な状況がやってきます。
ありがたくない状況をありがたいそれに変えるために、
「ありがとう」を唱え始めたのです。
一日100回から一日千回へ。今では一日1万回になりました。
もう20年になります。
「ありがとう」という言葉の持つパワーに気づいたのです。
〇著者を駆り立てたのは、何のために生きるか、生きる
目的は何か---という衝動でした。
モノや名誉やお金ではない何か。
教会の教え、社会活動を通して、著者はそこから何かをつかんだようです。
〇何のために生きるのか、生きる目的を考えるに好適な一冊。

       出版社からのコメント

著者の川初正人(かわはつ・まさと)さんは金光教の教師。
アメリカ布教を命じられ、在住46年になりました。
といって、この本は金光教PRの本ではありません。
その教義等は付随的に本の中に出てきますが、
著者が取り組んでいる「ありがとう」の道がまことに
すばらしいので、それを書いてもらったのです。

川初さんとのきっかけがユニークでした。
小社の一冊に『遺伝子スイッチ・オンの奇跡』という本があります。
8刷りを重ねる隠れたベストセラーです。
子宮頸がんを患った工藤房美さんという主婦が、当のがん細胞
にさえ「これまでありがとう」と祈り、自分の体内にある
遺伝子をスイッチ・オンすることでついに生還したというスト
ーリーです。

この本を一読した川初さんが、「この本はすごい」と絶賛。
工藤さんらを、ハワイ、サンフランシスコ、ロスでの講演に招い
てくださったのです。以来、工藤さんは金光教での講演が増え、
川初さんとも昵懇になります。

その延長で、「こんな名文を書くのだから」と、『遺伝子スイ
ッチ・オンの奇跡』のライター・木下供美さん(実は工藤さんの
いとこ)が、『1日100回ありがとう』を執筆することになりま
した。そういうご縁が重なってできました。不思議なご縁です。
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